うなぎの井口

0120-949-399
9:30~18:30
定休日:火曜日

うなぎの井口

うなぎをもっと楽しむコラム

当店『うなぎの井口は』は、浜名湖名産のうなぎの白焼きの専門店です。今回は伊勢神宮と奉納品についての紹介です。

2024年10月様々なご縁があり、伊勢神宮へ訪問させていただくことになりました。本コラムでは、伊勢神宮の歴史と魅力をご紹介しつつ今回訪問することになった経緯とその様子をご紹介したいと思います。

伊勢神宮の歴史と魅力

伊勢神宮とは単なる観光名所にとどまらず古くから精神的な拠り所としての役目を果たしている日本人にとって特別な場所です。正式名称を「神宮」といい、三重県の伊勢市に位置しています。内宮(ないくう)と外宮(げぐう)という2つの主要エリアから成り立っており、創建は2,000年前とされています。

今回訪れたのは豊受大御神をお祀りしている外宮。こちらの神様は食べ物の神様として知られており、人々の生活に欠かせない恵を司っています。境内に入ると、静かな自然に囲まれており広がる緑の中に静けさが漂い、心が洗われるようでした。

周辺の観光スポットも魅力のひとつです。「おかげ横丁」という名称は聞いた方もいらっしゃると思います。昔ながらの風情を楽しめる飲食店やお土産屋が並ぶ通りです。伊勢うどんや赤福などの名物は多くの観光客を惹きつけています。歴史だけでなく、伊勢の生活文化に触れることができる観光名所です。

伊勢神宮奉納とは

伊勢神宮に神様への感謝や祈りを込めて納められる品物を奉納品と呼びます。奉納品は日本全国から選ばれた特産品などが選出されます。これらの奉納品は「神様への捧げもの」として特別な意味を持ち、日本の伝統や文化を表現しています。

奉納品として選ばれる条件には高品質であること・地元の特産品であること無添加で自然な形で生産されたものなど様々な審査を受けます。今回わたくしどもの取り組みが評価され、当店の白焼・蒲焼が奉納品として選出されました。

奉納行事へ参列

「食」の神様が祀られている外宮で”正直なものづくり・今後の目標”を綴った宣誓書と共に丹精込めて作った自慢の「食」の逸品を神楽殿に奉納します。

奉納品を手に外宮参道を進み、神楽殿前に整列し、式典に臨みます。誓いの言葉を述べたあと、日本の伝統文化である神楽や舞が披露されます。その後、特に神聖とされている神域の中心部にて御垣内特別参拝を行います。凛とした境内の参拝は自然と背筋が伸び、正直なものづくりへの思いがより一層強くなります。

式典終了後、奉納事業者による外宮奉納市が開催されます。一般の方が奉納品を購入できるイベントです。様々なジャンルの多くの奉納事業者が一同に集まり、当日は伊勢商工会議所サポートのもと多くのお客様にお越しいただき、当店の商品に興味を持っていただきました。

また、他の出店者の方々とコミュニケーションが取れ、異なる分野の方々と商品に対する想いを語り合いとても刺激となる時間になりました。

まとめ

奉納時宣誓書に記載した当店の今後の目標は下記のとおりです。

「私たちはうなぎを扱う専門店として商品、サービスにおいてお客様に幸せを提供できるようこれからもたゆみない努力を続け、お客様の喜びが私たちの喜びとなり、喜びの連鎖が将来にわたって継続できるよう責任を持って取り組むことをここに決意を持って宣誓致します。」

この信念を貫き、今後もうなぎの提供と心のこもったよりよいサービスを続けていきます。

この記事は私が書きました

井口 恵丞(いぐち けいすけ)

有限会社うなぎの井口 代表取締役

昭和63年創業、うなぎの白焼のみを販売する「井口うなぎ白焼直売」の2代目として平成8年に後を継ぐ。
以降、法人化、蒲焼やうなぎ関連商品の開発と販売、ビジネスコンテストや店舗の改善で受賞。国際的な味覚の審査機関、「国際味覚審査機構」でうなぎで初めて「優秀味覚賞」を受賞。
毎日うなぎをさばき、うなぎの良し悪しを確認することがを日課としています。

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